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事業再構築補助金 期限内に事業完了できないかもしれない

2022.02.15 労務コラム
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事業再構築補助金(第2回)で採択、交付決定され、事業を進めているお客様から「期限内に事業が完了できないかもしれません(-_-;)」と連絡がありました。

 

これまで、ものづくり補助金、事業再構築補助金で、合計30件近い実績報告をしてきましたが、これは初めての体験です。

 

このお客さんの事業計画には「工場の建替え」を含んでいたのですが、その建替えで「材料(ウレタン)」が必要です。

 

・そのウレタンを扱う工場は世界に4か所しかない
・うち2か所が、アメリカのハリケーンで被害を受けた
・ウレタンが日本に入るのが大幅に遅れる

 

で、最終的に建替えがかなり遅れそうだと。

 


 

我々(認定支援機関)が問い合わせても相手にされないので、お客様から直接、事務局、コールセンターに相談をしてもらっていますが、

 

①このような事情(不可抗力)なら、特別に事業期間の延長を認めるのか?
②こんな事情でも延長を認めないのか?

 

どっちになるのか非常に興味深く見ています。 (ダメならダメで、ウレタン以外の材料を探すなど、何か手を打つしかない)

 

私は、「事前に相談すれば延長も可」ではないかと考えています。コロナにしろ、ハリケーンにしろ、そんな事まで中小企業が正確に読めるわけがないからです。

 

これでダメなら、

 

・申請した
・採択されたから(補助金を前提に)事業を進めた
・ハリケーンの影響で、期限を少しだけ過ぎた
・だから補助金が出ない

 

という事になり、それで中小企業が納得するわけがないと思います。

 

事務局がどういう見解を示すのか、認定支援機関としてどこまでクライアントの力になれるか分からないですが、結果が分かればこの場で共有したいと思います。

 

いずれにしても、「たとえ何かが起こっても、事業期間内に終了できるよう」に想定・準備をしておく事も、大型補助金では必要という事ですね。

 

事務局がそこまでバ●でない事を祈ります。

 

 


 

 

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代表社員/社会保険労務士/行政書士 泉正道
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