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COLUMN

当社が苦手なこと

2021.09.01 労務コラム
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即日処理をする「優秀な作業者」になる事

給与計算や社会保険の手続きをさせていただく事も多いですが、当社では、「作業」に重点を置いておりません。 あくまで、お客様の”こんな歯科医院にしたい”という理想に対して、サポート、提案をする事が仕事だと考えています。

 

そして当社では、手続きの95%以上を電子申請で行っています。申請できるタイミングが到来したら、極力すぐに申請をしていますが、必ず役所の確認に数日かかるため、即日で手続き完了とはなりません。「一切のミスなく、かつ、即日、役所の押印済の書類が欲しい」のであれば、窓口申請を主とする社労士さんをお探しいただくのがベストです。

 

高級感のあるファイリングや、資料作成をする事

電子化が進んでいる事もあり、紙をファイリングする事に重きをおいておりません。できないことはありませんが、当社がそれをやると、豪華なファイルを探したり、発注したりと新たな手間がかかりますので、費用が「ムダに高く」なります。 「豪華でオシャレな見た目」にこだわるのであれば、外観重視の社労士さんを探される事をおススメします。

 

あなたの指示通りに給与計算をする事

社労士以外の給与計算会社の多くは、基本的に「お客さんから言われた通りに入力、印刷、封入、納品する事」を仕事と考える、いわば「給与ソフト入力会社」「給与明細印刷会社」です。残念ながら、当社ではそこに重きを置いておりません。

 

お客様に合った勤怠管理システム、給与ソフトはないか?給与計算のやり方はあっているか?残業計算は違法ではないか?給与明細はweb明細に切り替えなくて良いか?お客さん、従業員、当社の手間をもっと減らせないか?など、【 広い視野で確認、提案 】をします。

 

お客様の指示が違うと思ったら、遠慮なく伝えますし、コミュニケーションのやり方も、最良手段を常に探します。ただ、あなたの言いなりになって、問題点があっても教えてもくれない(というか気づかない)従順な”業者”をお探しでしたら、当社がサポートする事は難しいと思います。

 

社労士として、最高峰の知識を持っている事

正直、泉は「日本で最高の知識をもった社労士」ではありません。社労士全体で見ると、知識は「中の上」くらいだと思います。

 

日々学習し、常にアップデートを続けますが、「知識だけ」に重きを置いていないので、10年後も20年後も「知識日本一の社労士」になる事はないと思います。

 

代わりに、「どの知識をどう使ったら、お客さんの悩みを解決できるか?」「どの知識とどの知識を組み合わせたら、お客さんへの貢献を最大化できるか?」という事を日々考えています。

 

もし、「最高の知識を持った社労士」をお探しでしたら、東京か大阪の大手社労士法人にお問い合わせください。ただ、大手社労士法人には多くの社労士が在籍していますが、最高の知識をもった社労士が御社の担当になるかは運次第です。また、彼らは経営者ではなく従業員ですので、経営者の真の困り事に気づくかどうかも保証されません。

 

社労士として、全ての業務を請ける事

私に限らず、「社労士の業務範囲全てを請けています」という社労士は見たことがありません。多くの社労士は、

 

・手続き業務はやらない(コンサル型)

・助成金はやらない(従来型)

・老齢年金、障害年金、遺族年金はやらない

・確定拠出型年金のサポートはやらない

・給与計算はやらない

という風に、業務を限定しています。

 

たとえば当社の場合は「年金の請求業務」は原則やっていません。やれなくはないですが、それを得意としている社労士に依頼したほうが安くて速く済むと思います。それは他の社労士も同じで、もっと言うと税理士、弁護士も業務を限定しています。

 

また、複数の社労士と顧問契約を締結するお客さまも増えています。当社のお客様にも、

 

・労務相談と助成金は当社に依頼

・社会保険の手続きは、他の社労士に依頼

 

している顧問先が複数あります。「餅は餅屋」という事です。

 

御社の顧問弁護士、顧問税理士の”下”につく事

プライドが高く、他士業との連携がうまくできない社労士も多いですが、私はそういうプライドがないので上手に連携できているほうだと思います。

 

ただ。資格の難易度に関係なく、社労士も弁護士も税理士も「お客様をサポートする」という立場で見ると”対等”です。お互いに尊重し、分からない事は教えていただきながら、思った事は丁寧に伝える。それが士業同士の連携です。

 

それが出来ない状況、たとえば、ベテラン顧問弁護士が社労士に命令をしたり、暴言を吐くような状況だと、当社が顧問をさせていただくのは難しいと思います(経験上、そういう士業とは、早々に手を切ったほうが良いでしょう)。


						
			
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